皆様、こんにちは。井戸の博士の助手ラヴィアンです。
そして、寝起きを起こされて不機嫌な井戸の博士です。

あーどうもどうも。

今回はkatsux5さんの2DRPG作品「ザ・マリンバトル」をレビューさせていただきます。
ということで博士、わかりやすく簡潔にお願いします。

わかった、わかった。
わしは、この作品を隠れた良作だと思ってるよ。

プレイ回数も評価も高いし、別に隠れてはいないと思いますけど・・・
まず、どんなゲームなんでしょう？

主人公は「ブロンズ」という名の軍艦で、敵の海軍を倒すのが目的だ。
システムはいたってシンプルで、
ショップでユニットや強化パーツを購入して装備を整えた上で、
ミッションをクリアしていくというものだ。プレイ画面を紹介しようか。

・・・船が人間語をしゃべる世界観は
トランスフォーマー的なものと考えれば問題ないだろう。
特定のミッションをクリアすると、挑戦できるミッションが増えていく。

ミッションの内容は基本的に戦闘が中心だ。
たまにダンジョンをクリアするようなミッションもある。
ミッションをクリアすれば賞金が手に入り、
戦力を強化して次のミッションに挑む。この繰り返しだ。

聞いていると、シミュレーションゲームに近いという印象を受けますね。

確かに、非常にシンプルなSLGと言えるかもしれん。
上のように書くと、単調作業に思えるかもしれないが、
戦闘のバランスの良さと戦略性の高さのおかげで奥の深い作品になっている。

どのように戦略性が高いのですか？

ユニットには相性があって、
例えばヘリや戦闘機などの航空機には通常の攻撃がほとんど通用しない。
その代わり対空攻撃に弱い。
また潜水艦は防御力が高く、対空攻撃に強い。
あらゆる局面に強いユニットは無くて、敵に応じて最適なユニット編成を考える必要がある。

あるユニットでは全く歯が立たなくて無理ゲーに思える相手でも、
相性によっては楽に勝てたりする。このバランスが非常によくできていると思う。
ユニットも個性的なものが豊富にあるから、プレイしていて飽きないぞ。
ゲームのボリュームも長すぎず短すぎず丁度良く、
ちょっとしたやりこみもできるようになっている。
ある程度じっくり考えるゲームをやりたい人におすすめだ。

遊びやすくて内容の濃い良作なのですね。
ご興味を持ったら、ぜひ遊んでみてくださいね！
今回のレビューは、ここまでとさせていただきます。