これまでよりも気合い入れ気味で
どんなゲームを制作しているのかを
アイディアの基になった事柄と一緒に
説明していきたいと思います。

このブログを読む人はスクリプトに関する話題を求めている
気がしますが、今回はほとんど出てきません。
次回ブログ以降にご期待ください。

長いので読むのが面倒になったらすぐに
戻るボタンをクリックする事をお勧めします。
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現在製作中のゲームはコマンド入力式の
3DダンジョンRPGです。

ストーリーとしては、ダンジョンの奥に封印された
悪の魔導士が復活して外の世界を目指す、という内容。

封印された期間に魔力は衰えなかったものの
呪文を忘れてしまっている。
呪文さえ正しければどんな魔法でも使えるのに、という設定。

プレイヤー自身が呪文(コマンド)を習得する過程を楽しむゲーム
……に仕上がるといいなあ。

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以下、このゲームが生まれるまでのきっかけの様な物をぐだぐだと

1. システムが先かストーリーが先か
独りでプレイするタイプのゲームに対する意見として、
「良ゲーはすべからくシステムとストーリーがよく一致している。
そしてそのようなゲームはシステムありきでストーリーが作られている」
というのが友人の持論。

この意見に関して、ストーリーはどんなシステムでも
表現できるのに対して、システムはプレイヤーに受け入れてもらう為に
説得力のあるストーリーを必要としているのではないか。
そのためにシステムとストーリーがマッチしたゲームはシステムが先の事が
多いのではないかと考えている。

極論を言えばストーリーがよければ小説でも漫画でも人を楽しませる事はできる。
よっぽどの事がない限りゲームのシステムがストーリーのよさを打ち消す事はない。
よいストーリーなら王道のシステムを採用すれば大きく外す事はない。

システムはプレイヤーにわざわざ手間をかける事を強要する。
レベル上げとか、謎解きとか、アクションとか。
手間をかける行程が好みに合えば良いがそうでなければ苦痛を伴う。
たとえ好みに合っていても何時間も繰り返すのは厳しい。
そこで多くの人にシステムを受け入れてもらう為の工夫として
手間をかける事に納得してもらう為のストーリーなり、設定なりがいるのではないだろうか。

以上の結果、システムありきのゲームの方がストーリーとシステムが
マッチした物になりやすいのでは。

みたいな事もぐだぐだ考えたりしますが
なんとなーく、ストーリーとシステムがマッチしているのって美しさがあるなー
いつか作りたいなーが動機の一つです。

2. dunnet
何かと言いますとemacsというエディタで遊べる
テキストアドベンチャーゲームです。
ターミナルやコマンドプロンプトを使って作業するノリで
キーボードからコマンドを入力して
移動したりアイテムを使ったりして進めるゲームです。
何が面白いかというとゲームに関する説明がいっさい行われないため
ノーヒントの状態でゲームが始まる事です。
キーボードからコマンドを入力する事も状況から察するしかありません。
そこで手当たり次第に知っている英単語を入力して
どうにか使えるコマンドを探していく事になります。
使えるコマンドを発見した時の感動が大きく
コマンドを探す過程が案外面白かったです。

3.知られざるRmakeの記述法
http://rmake.jp/boards/1/topics/861
この掲示板にあったcase文は文字列でも判定できるというのを見た時に
これがあればdunnetが作れる!と思いました。
この掲示板は使える技が多いので一見の価値ありです。

4.ウィザードリィⅣワードナの逆襲
暇な時にネットで気になるゲームを調べたりするのですが
ウィザードリィⅣワードナの逆襲のwikiを見て
主人公を元ラスボスにすればコマンドを探す作業に対して
ストーリーから必然性を与える事ができる!
というアイディアが降ってきました。
ネタバレが気にならなければウィザードリィⅣワードナの逆襲のwikiは
面白いのでオススメです。
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以上からシステムとストーリーが一体になったゲームのアイディアが降ってきたので
実際に作ってみようとなりました。
勝手にそう思っているだけですが。

ここに
状況の説明を文章にするのは面倒だから画像を用意しよう
ノーヒントでは厳しいから、戦闘を通して敵に魔法を使わせる事でヒントを出そう
戦闘と同じ魔法でダンジョンの仕掛けが解けるようにしよう
ネタコマンドも入れよう
といった要素を付け足そうとしています。

今回はこんなところで
次回はキーボード入力の話でも。