「俺に前科は不要だぜ」

概要(本編での設定です、『Mystic Lady』本編はこちらからどうぞ)

diver_ryuの小説作品『Mystic_Lady』の登場人物にして同作の主人公。
作者のアバターとして、ブログ内に登場することもある。
なお、「さいだ　りゅうのすけ」と読む。通称は琉。

年齢は２５歳。海底遺跡を廻り、探索して当時の道具を発掘するといったことを生業とする技術者。
海底作業に使われる特殊な潜水装置“ラングアーマー”を使うことが出来る数少ない人物である。
カレッタ号という船を操って遺跡を廻っているが、生活の場ももっぱらその中である。
ロッサを発掘して以来は、生活費と同時に彼女の記憶を戻すべく活動するようになる。
スーツの懐に色々入れており、その中にはメスもある。外科手術によって弾丸を摘出したりも出来る。

性格は、一言で表すなら物静かな熱血漢。
基本的には穏やかで、旨いモノやジャズ鑑賞を愛する好漢である。
少々シャイな所があり、年頃の女性が近くにいなかったため女性には弱い。
特にロッサを拾った当初はドギマギしまくっていた。

前述の通り作者のブログに登場する機会も多く、
大抵は作者のアバターとして、場合によっては一人のキャラとして発言する。

生まれてすぐに母を亡くし、２０歳の時に父が病死。以降は天涯孤独の身となる。
カレッタ号にも、ロッサが乗るまでは一人で乗っていた。

外見

浅黒い肌、筋肉質な体付き、１８０ｃｍもの高身長とまさに好漢といった外見をしている。
しかし顔立ちだけは中高生に間違えられるほど幼く、非常にアンバランスな印象を与える。
そのためか年齢を下に見られることが多く、当人はコンプレックスとなっている。
眼の色は青く、比較的丸いツリ目である。逆立った、短めの黒髪が特徴。
普段から縁の黄色い青スーツを着用しており、首には母の形見である赤いスカーフ(重要)を巻く。
腰に巻いた赤いサッシュの結び目に、黒い棒状の道具を差していることが多い。
因みにスーツの下は救命ベストを、裸の上から着込んでいる。ふんどし愛用者(最重要)でもある。

ヒロインであるロッサの顔が西洋と東洋のハーフっぽいデザインをされたせいか、
琉の顔は対にすべくどちらかというと南方アジア系の少年風に描かれている。
実は、彼のモデルは写真修正しまくって元が誰だか分からなくなった作者自身である

能力(若干のネタバレを含みます)

基本的には海底作業用の様々な道具を用いるため、実に多彩な武器を使うと言っても良い。
ここでは基本的に武器ごとの解説と各種技能を説明する。

パルトネール

サッシュベルトに差した黒い棒状の道具。内部のエネルギーは専用の電池によって補充される。
本来は『トライデント』と呼ばれる工具だが、持ち主が名前を付けるという習慣がある。
３０ｃｍ程の長さだが２ｋｇもの重さがあり、そのままでも打撃武器として使用可能。
武器の真価は『サーベル』『チェイン』『シューター』の３形態を使った、
変幻自在の戦法である。なお変形は、「パルトネール・○○！」のシャウトで行われる。
『サーベル』は刃渡り１ｍほどの長剣。一部ノコギリのような刃が特徴で、接近戦に使用。
『チェイン』は先端に刃の付いた分銅を持った鎖。勢いよく射出して相手を貫くことも出来る。
『シューター』はロングバレルの光線銃。唯一、変形には「トリガーパーツ」を要する。
以下、この武器で使うことの出来る技能を記す。

パルトヴァニッシュ

サーベル形態の技。音声コードを入力することで刃にエネルギーが走って青く発光させる。
上記の画像にて披露している技と言えば早いだろうか。
いわゆるレーザーブレードのようなモノで、そのまま切り付けるという使い方の他、
相手を刺し貫いてエネルギーを流し込み、体内から爆発させるという方法もある。

パルトショック

チェイン形態の技。音声コードを入力することで、鎖全体に強力な高圧電流を流す。
相手に鎖を絡ませるか分銅を刺すかした後に追い打ちとして使用するパターンが多いが、
電流を帯びた状態で振り回して使う、いわばヒートロッドのような使い方も可能。

パルトパラライザー

シューター形態の技。音声コードを入れ、更にトリガーパーツのレバーをＰに切り替える必要がある。
相手をマヒさせてしばらく動けなくする、赤い光線を発射出来るようにする技能。
一度発動すればあとは引き金を引くだけで発射できるようになる。恐らく本編で最も使われてる技。

パルトスパイダー

パラライザーの上位技。ただしパラライザー１０発分のエネルギーを要する上にその都度叫ぶ必要アリ。
蜘蛛の巣状に広がるパラライザーエネルギーを放ち、複数の敵をまとめて止めることが出来る。

パルトブラスター

シューター形態の技にして、切り札。音声コードの他にトリガーパーツをＢに切り替える必要がある。
破壊力の強い青い光弾を放つ。対象に命中すると突き抜けて爆発し、巨大な風穴を開けてしまう。
ただし反動が非常に大きく、エネルギー消費量も尋常ではない。

パルトブーメラン

通常形態で使用可能な技。シャウトと同時に中心部を伸ばして折り曲げ、回転させて投げつける。
ただでさえ２ｋｇの鈍器が回転しながら飛んでくるので普通に投げても威力は出るが、
この技を使うことで手元に帰ってくるようになる。

パルトエクスプロージョン

パルトネールが故障した際の最後の手段。投げつけ、内部のエネルギーを爆発させる。
なお、パルトネールのスペアは後述のサポートメカ・アードラーから作り出せる。

アードラー

カレッタ号の船底に格納してある、トビエイとワシを足したような外見のマシン。
因みに格納庫はそのまま、琉自身が海底へエントリーする際にも使われている。
『サポートメカ』と呼ばれる海底作業用のマシンで、水上では小型ボートとして使える。
話の途中から、陸上でも使えるバイク形態「マシンアードラー」が登場する。
サポートメカは名前形態共に個人によって大きく違い、基本的にトライデントで操作される。

アードラー・フィンスラッシュ

ヒレから刃を出現させる技。突進して切りつけて使う。

アードラー・バックスティング

尻尾の付け根にある３つのトゲから、針のような光線を無数に発射する。

ラングアーマー

潜水装置にして、海底の脅威から身を守る装甲。基本的には作業を補佐する装置が多いが、
この装備自体にも武装がある。

オセルスフラッシュ

額に付いた単眼型の装置『オセルスレーダー』から放つ熱線。
三つの赤いエネルギー体が螺旋を描きつつ発射される。
パルトブーメランやパルトブラスターに上乗せして放つことも可能。

ハンディクラッシュ

右手に装備された武器。手を覆う装甲を高熱化させることが可能。
この状態で相手をつかんで焼いたり、手刀で切り裂いたりすることが出来る。

その他

琉自身が、生まれ故郷の道場にて空手やトンファーといった古武術を会得している。
とりあえず棒が落ちてりゃ武器に出来る。筋肉質な体はそれそのものが武器とも言え、
その９０ｋｇもの握力はリンゴに穴を開けつつ潰すことが出来る程。

飛石粉砕蹴り

相手の肩に飛び移り、凄まじい勢いで蹴り壊しながら相手の肩を渡る。

旋風螺旋蹴り

きりもみ回転を加えた強烈な飛び蹴り。

水飛沫隠れ打ち

アードラー等で大量の飛沫を浴びせ、怯んだ所をトンファーで攻撃する。

Rmake内の使用について

他のゲームで使う場合は二次創作、スターシステムという扱いとなる。
琉はいわばdiver_ryuプロダクションにおける看板俳優であり、
上記の能力はあくまで代表作である『Mystic_Lady』にて設定されたモノである。
なので好きなように設定をいじってもらって構わない。モブでも良いだろう。
ただし、もしこのキャラをゲームに登場させた場合は是非ともdiver_ryuに一報を。
生みの親として、我が子の活躍をこの目で確かめたいからとのことである。

登場作品(11月25日現在)

『Rmakeレーン』景品の一つとして追加された