やあやあ、ごきげんよう。井戸乃博士です。
暑くて暑くて日本が嫌いになりそうですが、
気を取り直してゲームのお話でもいたしましょう。

前回の続きですね。
スクリプトの作り方がひと目でわかるような、
実践的なゲーム制作講座を作りたい、
というお話でしたが・・・

もうちょっと具体的に説明しておこうかなと。
ゲームで扱う内容としては、
今のところ次の４つのテーマを考えておる。

・マップと素材
・テキストとメッセージ
・フラグ
・変数

どのテーマも、ゲームを作る上で基本的なものですね。
ゲーム制作講座として順当な内容だと思います。

ユーザーに慣れ親しんでいただくのが目的だからね。
二次元配列とかグローバル変数とか、
熟練者向けのややこしいテーマはとりあえず置いておくとしよう。
では、全体の流れをざざっと説明しよう・・・

このゲームの世界は、
今言ったテーマ別にエリアが分かれておってな。
エントランスからエリアへ行くことができるようにする予定だ。
今回は「マップと素材」のエリアに行ってみよう。

各エリアは、さらにトピックごとにサブエリアに分かれている。
この「マップと素材」のエリアでは、
立看板で、今どこのサブエリアにいて、
何を説明してもらえるかがわかるようになっておる。

前回も出ていただいたルメ子さんは、
全体の案内役を務めておられる。
ルメ子さんについて行けば、
とりあえず基本的な知識が身に付く・・・はずだよ。

こんな感じで、
ルメ子さんがいろいろわかりやすく教えてくれるよ！
ゲーム制作の画面を別に開いて、
並べて見ながらやってみるといいかもね！

画像が使われているようですが、
ノベルゲームではなくRPGなんですね。
簸川葵さんの『Petit Quest』みたいに、
ノベルとRPGが融合したような感じでしょうか。

そ・・・そうだね！
まあノベルゲームは作ったことがないし、
よくわからなくてゴニョゴニョ・・・ではなく！
知りたい情報を探してピンポイントでアクセスするには、
RPGのほうがやりやすいと思ったんだよ、うん。

それは一理あるかもしれませんね。
画面から判断すると、
「1-1」→「1-2」→「1-3」というふうに、
サブエリアの順番に従って話を進めていくんですか？

そのとおりだ。
このエリアでは、だいたいゲームを作る流れに沿って、
サブエリアの順番を決めたんだけど、
一度通ったサブエリアはいつでも好きなときに、
説明を聞くことができるようになっておるんだ。
ここで役に立つのが、この人だ。

Rmakeのモブキャラでおなじみのチュート氏は、
ゲームに欠かせない存在だ。
各サブエリアに待機していて、話しかければ、
最初に聞き逃したところや補足の知識を、
いつでも手取り足取り教えてくれる。
困ったら、とりあえずこやつに聞けば大丈夫だ。

ハローRmakeワールドの方ですね。
つまり、ひととおり説明を聞いたら、
後で必要な情報だけを抜き出して聞き直すことができる、
ということですね？

そうそう。
最初から聞き直す必要はないということだな。
画期的だろう？

その点は、ユーザーの方に実際に遊んでいただいて、
判断していただきましょう。
では、博士。次回はエリアについて具体的な説明をお願いします。