第一回即興作成大会!に登場したゲームを遊んでみた
投稿者: @akasata 投稿日:2013/11/05 21:03
池ちゃん(敬称略)が11/4(月)に開催した第一回即興作成大会!(お題:まじたい)に投稿されたゲームを遊んでみました。
多数の注目入りゲームを生み出したため、トップページがまじたいにジャックされるという何とも言えない波及効果を生み出してしまったようです。
まだ注目入りしていないゲームも実力派揃いで、ぜひ皆さんも遊んでみてください。
第一回即興作成大会!
http://blog.rmake.jp/%E6%B1%A0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93/5002
今回は初回ということもあるので、公開順に全参加作品をレビューさせていただきます。
最強まじたい伝説
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
太陽さん作のシューティングゲーム。まじたいが放つ重厚な弾幕が特徴のシューティングゲーム。
難易度は3種類あるので、シューティングが苦手な人も安心して遊ぶことができます。
弧を描いて打ち出される弾幕には回り込んで、円を描く弾幕はすり抜けて、自機はマウスの動きに合わせて動くので、ボスと距離を取りながら、画面を円を描くようにダイナミックに動き回って戦うと、エキサイティングな感じがしてとても楽しいです。
試していませんが、ボスと距離さえ取ればチョン避けでもクリアできるのかな。ボスと距離を取る際に発射タイミングの違う弾の弾道がずれて事故る可能性が出てきそうですが・・・。
前作のスーパーファイターRという基盤があるとはいえ、1日でこれほどのシューティングを作ってくるのは、さすがとしか言いようがありません。
思わず、Rmake技術部のタグを貼らせていただきました。
まじたいの疎開
114さん作の危険になったまじたいを安全地帯への疎開させる逃げゲー・・・と思いきや、途中でとあるアイテムを手に入れると、シューティングっぽいテイストのゲームに変身します。
立体感のあるマップにも注目です。作り込まれたマップで、逃げて避けて撃って、最後まで気の抜けないゲームになっています。
一つ残念なのは、最初のアイテムを手に入れるところまでの流れがわかるまでは死にゲーになってしまっていることです。もしかしたら、その辺にストレスを感じてしまうプレイヤーはいるかもしれません。
とはいえ、約12時間しかない本大会の中で、2つのゲーム要素を入れつつ、ほぼ基本機能を駆使するだけで高いゲーム性を実現したというところに、高いセンスを感じました。
色鉛筆でまじたいのような
Rmakeきっての問題児、qhqh123さんは素材で参加。
なんとも言えない味のある絵になっていますね。
いろいろなまじたいを表示したいときに使えるかもです。
そっちの角でまじたいを見た。
ネタゲーと言えばトルドランさんことトルドランさんのゲームは、まじたいにまつわる3つの話をまとめたオムニバス形式のノベルゲームです。
ニヤニヤ笑いながら読めること間違いなしの短編集ですが、軽妙な文章とオチをつけるために組み上げられたムダなテキスト(失礼)は必見です。
ムダが積みあがっているからこそ光るワンアイディアと言いますか、今回もその名に恥じないネタゲーになっています。
大量のまじたいを退治せよ!
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
RPGのやり込みゲーを作らせたらtakumi2310さんですが、今回は12時間でいったいどうまとめてくるのか興味津々でした。
今回のゲームは、キャラクタを選んで制限時間内にどれだけまじたいを倒せるかを競うスコアアタックゲームになっています。
どちらかというとアクションテイストのゲームですが、やっぱやり込みだ!
撃ってリロード(MP回復)してまた撃つ。攻撃は基本的にMPを消費するので、MP消費の多い強力な範囲攻撃、消費量の少ない単体攻撃など、状況に合わせて攻撃方法を選択することで稼げるスコアが変わってくるので、そこにゲーム性が生まれています。
MP回復の見せ方というかやり方が面白くて、まるでFPS(1人称視点シューティング)などで銃器の弾薬をリロード(弾込め)しているような感覚になります。FPSでは武器によってリロード速度が変わりますが、このゲームではキャラによって速度が変わるようです。
ゲームバランスを調整する時間もない短時間制作だけに、バランス調整には苦労しているようですが、きちんとやり込みゲーとして成立しているのはすごいといえるのではないでしょうか。
まじたいハザード
最弱くん(敬称略)のゲームは、オリジナルの戦闘システムを作り込んだ2DRPGです。
まじたいになったあなたは、一つの町の人々を全てまじたいに変えるという恐ろしい計画を遂行することになります。
短時間でゲーム作成をする場合は、ワンアイディアで一点突破が王道だと思います。
このゲームは、町の人をまじたいに変えるその発想と見せ方が秀逸です。
ゲーム自体は敵を倒してレベルアップしてアイテムを買い揃えて強くなって、最後はボスを倒してクリアというオーソドックスなものです。
戦闘などのゲームシステムがオリジナルなので、新鮮な気持ちで遊べるのではないでしょうか。
一つ残念なのは紹介文にもありますが、少し長いせいかプレーがだれて作業感が出てしまう点でしょうか。
とはいえ、短期間作成であることを考えれば、これだけの形にできるのはすごいことだと思います。
まじたいチャン(実話)
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
初代そこ兎さんのゲームは、マルチエンディング形式のノベルゲームです。
魔法使いに関する衝撃的な一人語りから始まるこのゲーム、読みながらもどこに飛んでいくかわからない不思議なエネルギーに満ち満ちています。
運命的な出会い、悲劇、悲恋、漢の死に様、強大な敵、別れ、夢・・・これだけの要素があれば燃えるような熱いゲームになるはずなのですが・・・苦笑い無くして読めないテキスト、最後は笑うしかないところに引きずり込む剛腕はいつもの初代そこ兎さんともいえるでしょう。
今大会最大の問題作であることは間違いありません。
読んだら後悔するかもしれませんが、爆笑できるかもしれません。
しかし、紹介文には「目指せ二塁打!」とありますが、盛大にオウンゴールを献上している気がするのは私だけでしょうか。
以下、間に合わなかったゲーム達です。
maou sann 2
きゅうりさんのゲームはまじたいと戦うシューティングゲーム。
このゲームのボスは攻撃を消したり、HPを回復したり、ダメージによって弾幕が変わったり、多彩な変化が楽しいゲームです。
ボスを倒すと、最後の10秒間耐久避けゲーが始まります。これがまた事故る事故る。ここだけでもプレーすることをお勧めしたいですね。
比較的なじみやすい難易度なので、気軽に遊べるのではないでしょうか。
まじたいたずねて三千里
cdv30200さんのゲームは、アクションRPGです。逃げ出したまじたいを探しに行くという、いなくなったペットを探しに行くハートフルなストーリーかと思いきや・・・魔法使いの助手日記シリーズでおなじみの魔法使いレイナさん登場作ということもあり、なんとも乱暴・・・いや、力強い雰囲気にニヤっとしてしまいます。
音楽も画面もほのぼのとしているのですが・・・レイナさんは人使いが荒い荒い。つれてきたまじたいはあっという間に大変な数に。コミカルで最後はちょっといい話(?)に。本作は、魔法使いの助手日記シリーズを遊んでいなくても、気楽に遊べるゲームとして楽しめるので、初見さんにもお勧めです。
まとめ
即興作成という企画の性質上、12時間でできるゲームということで、ある程度、差し引いて考えておかないとなと思っていました。
たしかに普段皆さんが時間をかけて作っているゲームのようなわけにはいかないと思いますが、十分に遊べる良作が揃ったように思います。
何より、次々と楽しいゲームが発表されるお祭り感がとても楽しい一日でした。
参加者の皆さんお疲れさまでした。企画振進行の池ちゃん(敬称略)、ありがとうございました!
ツイート
多数の注目入りゲームを生み出したため、トップページがまじたいにジャックされるという何とも言えない波及効果を生み出してしまったようです。
まだ注目入りしていないゲームも実力派揃いで、ぜひ皆さんも遊んでみてください。
第一回即興作成大会!
http://blog.rmake.jp/%E6%B1%A0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93/5002
今回は初回ということもあるので、公開順に全参加作品をレビューさせていただきます。
最強まじたい伝説
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
太陽さん作のシューティングゲーム。まじたいが放つ重厚な弾幕が特徴のシューティングゲーム。
難易度は3種類あるので、シューティングが苦手な人も安心して遊ぶことができます。
弧を描いて打ち出される弾幕には回り込んで、円を描く弾幕はすり抜けて、自機はマウスの動きに合わせて動くので、ボスと距離を取りながら、画面を円を描くようにダイナミックに動き回って戦うと、エキサイティングな感じがしてとても楽しいです。
試していませんが、ボスと距離さえ取ればチョン避けでもクリアできるのかな。ボスと距離を取る際に発射タイミングの違う弾の弾道がずれて事故る可能性が出てきそうですが・・・。
前作のスーパーファイターRという基盤があるとはいえ、1日でこれほどのシューティングを作ってくるのは、さすがとしか言いようがありません。
思わず、Rmake技術部のタグを貼らせていただきました。
まじたいの疎開
114さん作の危険になったまじたいを安全地帯への疎開させる逃げゲー・・・と思いきや、途中でとあるアイテムを手に入れると、シューティングっぽいテイストのゲームに変身します。
立体感のあるマップにも注目です。作り込まれたマップで、逃げて避けて撃って、最後まで気の抜けないゲームになっています。
一つ残念なのは、最初のアイテムを手に入れるところまでの流れがわかるまでは死にゲーになってしまっていることです。もしかしたら、その辺にストレスを感じてしまうプレイヤーはいるかもしれません。
とはいえ、約12時間しかない本大会の中で、2つのゲーム要素を入れつつ、ほぼ基本機能を駆使するだけで高いゲーム性を実現したというところに、高いセンスを感じました。
色鉛筆でまじたいのような
Rmakeきっての問題児、qhqh123さんは素材で参加。
なんとも言えない味のある絵になっていますね。
いろいろなまじたいを表示したいときに使えるかもです。
そっちの角でまじたいを見た。
ネタゲーと言えばトルドランさんことトルドランさんのゲームは、まじたいにまつわる3つの話をまとめたオムニバス形式のノベルゲームです。
ニヤニヤ笑いながら読めること間違いなしの短編集ですが、軽妙な文章とオチをつけるために組み上げられたムダなテキスト(失礼)は必見です。
ムダが積みあがっているからこそ光るワンアイディアと言いますか、今回もその名に恥じないネタゲーになっています。
大量のまじたいを退治せよ!
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
RPGのやり込みゲーを作らせたらtakumi2310さんですが、今回は12時間でいったいどうまとめてくるのか興味津々でした。
今回のゲームは、キャラクタを選んで制限時間内にどれだけまじたいを倒せるかを競うスコアアタックゲームになっています。
どちらかというとアクションテイストのゲームですが、やっぱやり込みだ!
撃ってリロード(MP回復)してまた撃つ。攻撃は基本的にMPを消費するので、MP消費の多い強力な範囲攻撃、消費量の少ない単体攻撃など、状況に合わせて攻撃方法を選択することで稼げるスコアが変わってくるので、そこにゲーム性が生まれています。
MP回復の見せ方というかやり方が面白くて、まるでFPS(1人称視点シューティング)などで銃器の弾薬をリロード(弾込め)しているような感覚になります。FPSでは武器によってリロード速度が変わりますが、このゲームではキャラによって速度が変わるようです。
ゲームバランスを調整する時間もない短時間制作だけに、バランス調整には苦労しているようですが、きちんとやり込みゲーとして成立しているのはすごいといえるのではないでしょうか。
まじたいハザード
最弱くん(敬称略)のゲームは、オリジナルの戦闘システムを作り込んだ2DRPGです。
まじたいになったあなたは、一つの町の人々を全てまじたいに変えるという恐ろしい計画を遂行することになります。
短時間でゲーム作成をする場合は、ワンアイディアで一点突破が王道だと思います。
このゲームは、町の人をまじたいに変えるその発想と見せ方が秀逸です。
ゲーム自体は敵を倒してレベルアップしてアイテムを買い揃えて強くなって、最後はボスを倒してクリアというオーソドックスなものです。
戦闘などのゲームシステムがオリジナルなので、新鮮な気持ちで遊べるのではないでしょうか。
一つ残念なのは紹介文にもありますが、少し長いせいかプレーがだれて作業感が出てしまう点でしょうか。
とはいえ、短期間作成であることを考えれば、これだけの形にできるのはすごいことだと思います。
まじたいチャン(実話)
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
初代そこ兎さんのゲームは、マルチエンディング形式のノベルゲームです。
魔法使いに関する衝撃的な一人語りから始まるこのゲーム、読みながらもどこに飛んでいくかわからない不思議なエネルギーに満ち満ちています。
運命的な出会い、悲劇、悲恋、漢の死に様、強大な敵、別れ、夢・・・これだけの要素があれば燃えるような熱いゲームになるはずなのですが・・・苦笑い無くして読めないテキスト、最後は笑うしかないところに引きずり込む剛腕はいつもの初代そこ兎さんともいえるでしょう。
今大会最大の問題作であることは間違いありません。
読んだら後悔するかもしれませんが、爆笑できるかもしれません。
しかし、紹介文には「目指せ二塁打!」とありますが、盛大にオウンゴールを献上している気がするのは私だけでしょうか。
以下、間に合わなかったゲーム達です。
maou sann 2
きゅうりさんのゲームはまじたいと戦うシューティングゲーム。
このゲームのボスは攻撃を消したり、HPを回復したり、ダメージによって弾幕が変わったり、多彩な変化が楽しいゲームです。
ボスを倒すと、最後の10秒間耐久避けゲーが始まります。これがまた事故る事故る。ここだけでもプレーすることをお勧めしたいですね。
比較的なじみやすい難易度なので、気軽に遊べるのではないでしょうか。
まじたいたずねて三千里
cdv30200さんのゲームは、アクションRPGです。逃げ出したまじたいを探しに行くという、いなくなったペットを探しに行くハートフルなストーリーかと思いきや・・・魔法使いの助手日記シリーズでおなじみの魔法使いレイナさん登場作ということもあり、なんとも乱暴・・・いや、力強い雰囲気にニヤっとしてしまいます。
音楽も画面もほのぼのとしているのですが・・・レイナさんは人使いが荒い荒い。つれてきたまじたいはあっという間に大変な数に。コミカルで最後はちょっといい話(?)に。本作は、魔法使いの助手日記シリーズを遊んでいなくても、気楽に遊べるゲームとして楽しめるので、初見さんにもお勧めです。
まとめ
即興作成という企画の性質上、12時間でできるゲームということで、ある程度、差し引いて考えておかないとなと思っていました。
たしかに普段皆さんが時間をかけて作っているゲームのようなわけにはいかないと思いますが、十分に遊べる良作が揃ったように思います。
何より、次々と楽しいゲームが発表されるお祭り感がとても楽しい一日でした。
参加者の皆さんお疲れさまでした。企画振進行の池ちゃん(敬称略)、ありがとうございました!
コメントする
コメントするには、ログインする必要があります。
コメント一覧
退会したユーザー(投稿日:2013/11/06 06:20,
履歴)
レビューありがとうございます
Rmake技術部を付けたのは1日でつくったからですか
もう弾幕のスクリプトの基盤的なのができたので
ドンドンRmakeに弾幕シューティングを広めていきたいです
Rmake技術部を付けたのは1日でつくったからですか
もう弾幕のスクリプトの基盤的なのができたので
ドンドンRmakeに弾幕シューティングを広めていきたいです
コメントありがとうございます!
>Rmake技術部を付けたのは1日でつくったからですか
>
割とRmake技術部タグはネタっぽいものや実験的なものに付けられることが多いので、最強まじたい伝説のようなきちんとしたゲームは珍しい(※)のですが、12時間ということで、多少ネタ要素もあるかなと思いつけさせていただきました。
※ 例えば時流聖伝とか技術力でも突き抜けていますが、このタグは付けられていませんね。
>もう弾幕のスクリプトの基盤的なのができたので
>
>ドンドンRmakeに弾幕シューティングを広めていきたいです
>
おお、楽しみにしています^^
>Rmake技術部を付けたのは1日でつくったからですか
>
割とRmake技術部タグはネタっぽいものや実験的なものに付けられることが多いので、最強まじたい伝説のようなきちんとしたゲームは珍しい(※)のですが、12時間ということで、多少ネタ要素もあるかなと思いつけさせていただきました。
※ 例えば時流聖伝とか技術力でも突き抜けていますが、このタグは付けられていませんね。
>もう弾幕のスクリプトの基盤的なのができたので
>
>ドンドンRmakeに弾幕シューティングを広めていきたいです
>
おお、楽しみにしています^^
退会したユーザー(投稿日:2013/11/05 23:00,
履歴)
うわ、すげぇ、こんなに沢山のレビューお疲れ様です。
しかし、当たり前のことかもしれないですが運営さんってゲームで結構遊んでいるんですね。
これだけの数のユーザーのカラーを把握しているとは……。
今回の企画に関しては、一番楽しんだのは自分なんじゃないかと
結構本気で思っているくらいに楽しみましたww
>今大会最大の問題作であることは間違いありません。
わーい。
>読んだら後悔するかもしれませんが、爆笑できるかもしれません。
Rmake史上稀にみる悪ノリ作品ですからねー。
不快感を覚える人が少なからずいるノリであることは自覚していますが、
作者本人は非常に楽しかったので満足していますww
>盛大にオウンゴールを献上している気がするのは私だけでしょうか。
野球にオウンゴールはありませんよ!
しかし、当たり前のことかもしれないですが運営さんってゲームで結構遊んでいるんですね。
これだけの数のユーザーのカラーを把握しているとは……。
今回の企画に関しては、一番楽しんだのは自分なんじゃないかと
結構本気で思っているくらいに楽しみましたww
>今大会最大の問題作であることは間違いありません。
わーい。
>読んだら後悔するかもしれませんが、爆笑できるかもしれません。
Rmake史上稀にみる悪ノリ作品ですからねー。
不快感を覚える人が少なからずいるノリであることは自覚していますが、
作者本人は非常に楽しかったので満足していますww
>盛大にオウンゴールを献上している気がするのは私だけでしょうか。
野球にオウンゴールはありませんよ!
この呼び名 定着しちゃいましたかw
そんなところを喜ばないように(苦笑)